結婚相談ケース2:仕事で忙しすぎて出会うチャンスがない

結婚相談ケース2:仕事で忙しすぎて出会うチャンスがない

婚活をしたいけども、なかなか相手を見つけることができない人も多い世の中ですが、私も何度か結婚相談を受けたことがあります。私はすでに結婚をしており10年以上夫婦生活を営んでいますが、やはり私より少し年下の30代の人の相談が1番多いと感じます。

30代になると、仕事も忙しくなり人によっては重要な地位についているケースも少なくありません。そうすると、職場に拘束される時間が長くなってしまい、なかなかプライベートの時間を持つことができません。実際にそのような人から相談を受けることが多く、最初のうちはどのように答えたら良いのか分からず困惑していました。相談ケースによっては、どのように考えても相手を見つける事は難しいと感じることもありました。しかし、経験を積むにつれ、少しずつ答え方がわかってきたわけです。

まず、出会いが無い人のポイントの1つは実は仕事が忙しいのではなく積極的に行動していないことが理由になります。いくら会社が忙しかったとしても、1週間のうち7日間仕事をしているわけではありません。1ヵ月で見れば、最低でも4回位は仕事が休みの日はあります。ある程度大きな企業ならば、1ヵ月のうち8回は休みになるでしょう。結婚相手が見つからないと相談に来る人の多くは、その休みを有効に利用していません。もしその休みの間に誰とも出会わなければ、会社との往復以外に出会いがなくなります。相談する人は、会社に理想の人がいたとしてもすでに結婚している人だといいます。そうすると、結婚のチャンスがほとんどないため、おそらく10年後も同じような独身生活を送っている可能性が高いと密かに考えているわけです。

そのような人には、休みの日に必ず誰か新しい人と出会うことを勧めています。最近は、婚活のパーティーなども積極的に行われているため、絶対に結婚したいと考えるならばそこに参加しても良いかもしれません。また結婚相談所の門を叩いてみるのも1つの方法と説明しています。

これよりきっかけをつかんだならば、後は相手を絞り込むことが重要とそが相手に伝えています。相手を見つけるための成功の秘訣があるとすれば、あまり相手に対して条件をつけないことです。積極的に行動をしているけども結婚相手が見つからず困っている人の特徴の1つは、直感的に自分の価値を見定めることができていないことにあると私は考えました。そこで、自分の価値はあまり高くないものと考え、相手に対する条件の数を減らすようにアドバイスをしていました。今まで10個の条件があったとすれば、2つぐらいまでに絞り込むことが必要と伝えています。